三連単の馬券が当たった時に貰えるお金は「配当金」と呼ぶよ!
宝くじなんかだと賞金・当せん金って呼び方が一般的だけど、馬券の場合は「配当」って呼ぶのが普通なんだ。
当たった時の配当の金額は、以下の計算方法によって決まる。
(馬券売上×0.725)÷的中票数
みんなが沢山馬券を買っている組み合わせの配当は少なくなり、少数の人しか買っていないような組み合わせは配当が多くなる。
なので、強い馬ばかりの組み合わせは当たりやすいけれど配当が少なく、弱い馬の組み合わせは当たりづらいけど、当たった時に貰えるお金は多くなるんだ。
当たった時にお金が何倍になって返って来るかは、オッズを見るとわかる。大体競馬場や場外馬券売り場の場内モニターで表示しているし、スマホでJRAのWEBサイトなんかでも確認できるよ。
例えば以下のようなオッズの場合…
1→3→4の馬券を買おうとしたら…
赤丸の所を見るとOKだよ。1720倍、つまり100円が17万2000円になって返ってくる。
1着が1で、2着が3で、3着が4の所だね。
もし、1→4→8を買うなら…
ここだね。1446倍って事は、100円が14万円になるって事。
このオッズは固定された数値ではなくて、馬券の売上の変化に伴って、株価みたいに刻一刻と変化しているので、馬券を買う前には1400倍あっても、その後に多くの人が同じ組み合わせを買えば、オッズが下がる事もある。
逆に自分が買った時よりもオッズが上がる場合もあるね。
自分が何倍の時に買っても、最終的に馬券発売終了後の確定オッズが適用されるので、馬券購入時のオッズは単なる目安でしか無いって事。
あと、競走除外と言って、レースが始まる前に怪我などでレースに出走出来なくなった馬がいると、その除外馬に関する馬券は返金されるので、馬券売上総額が下がり、オッズが変化(下がる)する事も覚えておきたいね。
その除外されたのが人気の馬であればあるほど、オッズの下がり幅は大きくなる。
あまりに大きく下がると残念な気もするけど、人気の馬は強い馬が多いので、その馬がいなくなった事で、他の馬は勝ちやすくなるため、オッズが下がったぶん当たりやすくはなっているんだ。