トリプル馬単の買い方について解説していきましょう!買い方と言っても2つの意味があり、全くの初心者で「どのようにすれば購入できるのか?」という疑問と、基本的な投票方法は分かっているけど、当てるため、勝つためにはどうすれば良いか?という疑問。
当てるため、勝つため、大儲けするためにはどうすれば良いか?については以下のリンク先に記事を書いているので、そちらを参照してください。
それでは初心者の人がトリプル馬単を購入するためのイロハを解説していきたいと思います。トリプル馬単とは文字通り3レース連続して馬単を当てる馬券なんですが、これはSPAT4というネット馬券投票システムの会員専用の馬券になっています。
なので購入するためにはSPAT4への会員登録が必須。
SPAT4で発売する大井・川崎・船橋・浦和・門別の4場で基本的には毎回(全開催日)発売されているのですが、それ以外の競馬場のレースはSPAT4で通常馬券を売っていてもトリプル馬単は関係ありませんのでご注意を。
トリプル馬単に関するよくある質問はこちら
SPAT4のログインサイトにアクセスして、IDとパスワードを入力して、入金の手続きを済ませる。
今回は200円を入金してみました。で、下の画像の赤い矢印のところのSPAT4LOTOってところをタップして、投票画面に進みます。
タップすると画面が変わる。
投票形式にはセレクトとランダムの2つがあって、完全に機械にお任せしても良いよって場合はランダムでOK、セレクトだと完全に自分で組み合わせを決める事もできるし、例えばメインレースだけ自分で予想して、他を全部機械にお任せするなんて事もできるよ!
セットすると金額入力画面に…
↓
ランダムだと何通りの組み合わせを買うか?を決めるだけなので簡単は簡単なんだけど、SPAT4LOTOのトリプル馬単を当てる方法でも書いたように、絶対来ないと言っても過言では無いような馬の馬券を買わされる事もあるから、個人的にはあまりランダム方式はおすすめしないよ。
セレクトだと普段馬単を投票するのと同じ要領で、3つの対象レースの買い目を決めていけば良いだけ。フォーメーション・ボックス・流しなどの投票方法も使えるから買い目が多くても大丈夫。
対象レース全ての入力が終わったら、購入する組み合わせを全て同じ金額で購入する場合は「セット」を選んで、買い目ごとに異なる金額を設定したい場合は「展開してセット」を選ぼう。
投票する金額を入力したら「投票内容確認へ」のボタンで次に進み、内容を確認して投票を確定させるだけ。
まあ3レース連続で馬単を当てようと思ったら、1通りや2通りの組み合わせ数ではかなり厳しくて、1点50円から買えると言っても投票金額は大きくなりがち。
当たる確率がどれくらいなのか?についてはSPAT4 LOTO トリプル馬単 当たる確率で書かれているから、良かったら参考にしてみてね!
SPAT4LOTOのトリプル馬単ですが、平均配当は何円なのかというと1口(50円)あたり408万円なので、通常馬券の100円に換算すると800万円の馬券と同等の倍率という事になります。
(※通常トリプル馬単の払い戻しは10円単位で発表されますが、殆どの人が1点50円で買っているでしょうから、私のブログ内では50円を基準に「配当額」と呼ばせてもらいます)
よくWIN5にしろオッズパークロトにしろ、重勝式はキャリーオーバーが溜まってから買えと言われますが、実際にはどうなのかを調べてみたところ、キャリーオーバー有りの時のトリプル馬単は50円あたり760万円の平均配当になりました。
最初のトリプル馬単全体の平均にはキャリーオーバー有りと無し両方のデータが入っているので、そう考えるとキャリーオーバー無しの場合ではキャリーオーバー有りの半分以下ぐらいが平均って事になりそうです。
ただ平均の数値だとごく少数の「大荒れ日」が全体の平均値をグイッと押し上げてしまう可能性もあるので、配当レンジの分布を作ってみました。
こうして見るとトリプル馬単全体では(50円に対して)数十万円から500万円ぐらいまでの配当が全体の8割くらいを占めてる感じですね。
10万円以下になる事は少ないので、点数をケチらず思い切って多点数で買うのも有りかも知れません。
ではキャリーオーバー有りの時はどうでしょうか?
10万円以下の安い配当になるリスクが軽減される分、思い切って多点買いはしやすいかも知れません。
キャリーオーバー有りだと50円あたりの配当は平均700万円になりますが、それはやっぱり平均値のマジックで、殆どが500万円以下に収まってるようですね。
トリプル馬単は最低50円から高配当が狙えるSPAT4専用の馬券ですが、2014年6月1日にスタートして以来本日までで、もっとも最低配当になったのは何円でしょうか。
ちなみに理論上の最低配当は100円元返しにあたる50円元返し。トリプル馬単は通常の馬券と違って的中者無しでも70円(35円)の返還はなくキャリーオーバーになります。
サッと調べてみたところ、最低配当第1位は4945円(50円に対して、つまり98.9倍)でした。
2016年1月27日・川崎競馬当日で、対象レース3つの内2つが1番人気→2番人気の順で決まり、残るラストのレースが2番人気→1番人気の順で決まったので、配当が安いわけですね。
対象レースの馬単はそれぞれ500円・370円・540円で、もし対象レースをトリプル馬単ではなく通常の馬単でコロガシをしていたとしたら、99.9倍になっていて、なんとトリプル馬単ではなく通常の馬単コロガシの方がお得だったという踏んだり蹴ったりの結果でした。
普通の馬単の方がお得だったんじゃ、せっかくの的中も喜び半減だなこりゃ…
トリプル馬単は1口50円以上で10円刻みで好きな金額を買えますが、先日トリプル馬単の最高配当記録が更新されて、なんと50円が2億円になると言う驚愕の高配当となりました。
今までの1億5000万円を大きく上回る記録更新です。
2021年6月10日・大井競馬場
2億2813万165円(5口=50円あたり)
前回までの7712万8219円がキャリーオーバーで持ち越された事も高配当の要因ですが、的中者1名という大波乱のレース結果で、たった1名が総取りと言う夢のような馬券になりました。
羨ましい!
地方競馬の南関東競馬と門別競馬のラスト3レースを対象にしたロト馬券・トリプル馬単と、中央競馬のメインレースを中心とした5レースの勝ち馬を全て当てるロト馬券・WIN5とでは、一体どちらが当たりやすいのか考察してみました。
まず、単純に頭数とレース数による掛け算をしてみると、トリプル馬単の方はフルゲート16頭の馬単なので16×15=240通り、それが3レース連続なので240の3乗で1382万4000分の1という確率になります。これはパーセンテージで言うと0.000007%という針の穴を通すよりも難しい確率ですね。
次にWIN5では最高18頭で勝ち馬を当てるだけですから1レースあたりの組み合わせ数は18通りのまま、それが5レース連続なので18の5乗で188万9568分の1という確率になります。パーセンテージで言うと0.00005%なので、単純な組み合わせ数の数から言うとWIN5の方が当たりやすいと言えそうです。
どっちもかんたんには当たんないねー
少額で狙って獲るってタイプの馬券じゃないよなー
ちなみにジャンボ宝くじの1等の当籤確率が1000万分の1なので「トリプル馬単はジャンボ宝くじよりも難しい」という事になります。ただ、これは単純な組み合わせ数の話であって、トリプル馬単の場合は基本的には強い馬や人気のある馬の方が上位に来やすい性質があり、さらに予想して自分の好きな馬の組み合わせを買えますから、実際にはジャンボ宝くじほどハードルは高くありません。
組合せ数だけの話だから、人気馬を多めにチョイスしとけばもっと当たる確率は上がるよ。
楽天競馬は投票システムを2014年ごろにSPAT4と統合しました。その関係で多くの人が楽天競馬でもSPAT4ロトのトリプル馬単が買えると思っているようですが、買えません。
トリプル馬単はSPAT4でしか買えないので、買いたい人はSPAT4に加入しましょう。
嘘つけ!買えるじゃねえか!
…と思った人、落ち着いてください、それは楽天競馬ではなく楽天銀行です。
リンク先を辿って行くと、ちゃんと書いてあります「トリプル馬単を買うにはSPAT4への加入が必要です」と。
つまり楽天銀行の口座を利用してSPAT4に加入すればトリプル馬単は買えますが、楽天競馬では買えません。
SPAT4LOTOは、SPAT4インターネット投票からのみご購入いただけます。
という事で楽天競馬でトリプル馬単は買えませんので、素直にSPAT4に加入しちゃいましょう。