競走馬はレース当日、出走まで以下のような順番があります。
返し馬とはパドックから本馬場(レースを行うコース)に入場した後に行うウォーミングアップの事で、パドックではおとなしかった馬が興奮していないかチェックしたり、騎手との呼吸を確認したりできます。
競馬場では直接馬場を見るか、大型モニターや場内モニターでも見れますし、場外馬券売り場でもモニター放映されます。
インターネットで返し馬を見たい!と言う人のためにインターネットで返し馬を見る方法を書きたいと思います。まず、地方競馬の場合はオフィシャルの中継サイトでパドック・返し馬・レース実況が見れます。
中央競馬の場合は「GREENチャンネルWEB」で見る事が出来ます。ただし、このサービスは有料で、現在のところ地方競馬のように無料で見られる返し馬の中継はリアルタイム・非リアルタイムを問わずありません。
ネットで中継を見る方法についてはJRAライブ競馬中継スマホやネットで見る方法【映像・動画・音声】が詳しく書かれています。GREENチャンネルWEBは、GRENNチャンネルをインターネット上で視聴できるサービスで、パソコン・スマートフォン・タブレットなどインターネットでブラウジング(ホームページ等を見る事)出来る機器なら殆どの機器で視聴できます。
レースで勢い良く飛び出して先手を奪いたい馬は返し馬で入念に走らせて馬の気持ちを高めておきます。なので、差し馬などの控える競馬をしたい馬の騎手は、テンションを上げたくなくて返し馬をサッと短く切り上げます。
特に先行しないと勝負にならない地方競馬やダートレースでは、先行したい馬は返し馬で特にしっかり馬の走る気持ちを高める訳です。
漫画では返し馬で頑張りすぎてバテちゃったと言うオチでしたが、まぁ実際はそんなにバテるまで返し馬を頑張る事はありませんから、返し馬を1頭だけ妙に頑張っている馬がいたら狙ってみても良いかも知れませんね。
参考:返し馬の見方