銀行レースとは「堅そうだけど配当が安い」レースの事を言います。銀行は元本は安全度が高いですが、預金しても利息は少ない事になぞらえているわけですね。
1番人気の単勝オッズが1倍台前半のような1頭だけが突出しているパターンや、2強・3強でもそういう表現をされる場合がありますね。
誰が見てもガチガチの銀行レースだと、ついつい大きな金を突っ込んでみたくなります。しかし、配当の安い馬券というのは当然のことながら様々な不利があります。まず、払い戻しの大部分が「自分の金」と言うことです。
2.0倍なら半分は元々自分の懐にあった金です。1.5倍ならなんと2/3が元々自分の金です。1.1倍なら9割が自分の金です。ギャンブルって他人とのお金の奪い合いなのに、「全然他人の金を奪えてないじゃん!」って事なんですよね。
競馬は参加者同士の金の奪い合い。他人の金をいかに上手に自分のもとへ流し込むかが重要なわけです!なのに払い戻しの半分以上が自分の金ってのはあまりよろしくありませんよね。
できるだけ自分の出資は少なく、他人の金を沢山自分に流せる方法、そういう方法を実戦していかなければ、ちょっと連敗しただけで種銭が尽きてしまいます。
それに本当の銀行は滅多に破綻しませんが、わりと銀行レースは破綻が多いんですよね…