競馬に「単勝」という馬券式別があって、これは1着を馬番で当てる馬券なのですが、競馬ってハナ差2着とかあるじゃないですか。
宝くじでも前後賞とか組違い賞みたいな「惜しいから賞金あげる」という仕組みがありますが、競馬の単勝の場合はどうなんでしょうか?
はい!貰えません!
ハナ差であろうが10馬身差であろうが2着は2着。単勝は1着を当てる馬券なので2着になったら絶対に配当金は貰えません。
1つ例外的に1着同着というパターンがあって、1つのレースで1着馬が2頭いる場合があります。2010年のオークスがそうでしたねぇ…。
長い長い写真判定の結果、1着同着だったので単勝は17番と18番を買ってた人両方に配当が出ましたが、当然配当は分け合うので1頭の時より安くなります。
2014年の安田記念も僅差の決着でしたが、2着のグランプリボスを単勝で買ってた人は正真正銘のハズレ!
もう当たりにしてあげれば良いじゃない!と思うほどの僅差ですよねー。
単勝は絶対1着。でも複勝は3着まで当たり。2着までOKっていう馬券は今のところありませんが、面白い方法で実現できます。
それは「馬連総流し」という方法で、単勝や複勝みたいに1頭選び、その馬が関連する馬連の組み合わせを全部買う方法です。例えば9頭立てなら以下のような8点買い。
8点買いなので最低でも800円以上はかかっちゃいますが、単勝じゃ怖いな、2着になったらどうしよう…と思ってる時には選択肢の1つになるかも知れません。
ちなみに上記のようにどの組み合わせが来ても大体同じぐらいの払い戻しになるように調整する方法については、合成オッズの計算方法 簡単な出し方を参考にしてみてください。
「わしの買う馬はいっつもボロ負けだから関係ないわ!」
なんて人も多いかも?