競馬場の場内放送では、レースが確定するまで馬券をお捨てにならないでくださいとアナウンスがある。
主な理由は競馬はルール上、レースで妨害行為などがあると入線した順番を入れ替えて着順が確定する場合がある事と、あとは的中者がいなかった時には特払いと言ってお金が7割戻ってくるから。
あと、もっと言えばレースが確定した後の馬券も捨てない方が良い。理由は2つあるから後ほど解説するね!
降着は主に馬が斜行するなどして、他馬の進路を妨害した時に発生する。加害馬は被害馬の1つ下の着順に繰り下げられてしまうため、加害馬が3着以内に入っている場合には着順掲示板に審議のランプが灯る。
特払いとは、その馬券式別で的中者がいないときに、その式別購入者全員が100円につき70円の返金を受けられる仕組みの事です。
ちなみに2017年11/30の名古屋競馬9Rで3連単の特払いが発生しました!
ちなみにこのレースの3連単売上は1000万円程度あり、もし100円でも買われていれば700万円オーバーの配当になったわけですね。
10頭立ての10番人気の想定外の逃げ切りに実況も「ジューヌノーブル、振りきってグフッ(笑)ゴールイン!」て笑ってしまってましたね。
人気の無い馬ですから、馬券外れたと思って馬券捨てた奴絶対いるでしょうね。確定するまで馬券は絶対捨てちゃダメですよ!
かなり稀なケースだけど、実際にあった話。レースが接戦で写真判定になったんだけど、判定員の見間違いで着順が2着馬と1着馬をあべこべに確定してしまった事がある。
後日間違いに気付いて急遽正しい着順での払い戻しを行ったけど、馬券を捨ててしまっている人もいただろうし、馬券を買った事を証明するのは難しかったかも知れないね。
【ホッカイドウ競馬で誤審】ホッカイドウ競馬を主催する北海道は、門別競馬場で1日に行われた第11レースのJRAなどとの交流重賞「北海道2歳優駿」で、着順に誤審があったと発表。1着と2着の着順を確定後に再判定した結果、逆だったことが分かりました。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) November 2, 2018
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どんな馬券でもってわけじゃないけど、実は馬券を収集しているコレクターがいて、ハズレ馬券でも売れる場合がある。
メルカリとかで。
上記の馬券は複勝だけど、一般的には
コレクターに好まれるのは上記の条件が多いね。
上記の馬券は藤田菜七子騎手が女性騎手として初めてG1で騎乗するという記念すべきレースの馬券。コレクターとしては保持したいけれど、愛知県でレースが行われたので、たとえば関東在住のコレクターからすれば、交通費を考えたら310円でもメルカリで買った方がコスパ良くコレクションが増えるという事なんだ。