競馬場やウインズでは時々「ルメールの馬が飛んだぞ!」などという声を聞いたり聞かなかったりしますが、初心者の人には意味がわからないかも知れません。
競馬で飛ぶというのは人気馬が人気通り来なかった時に使われます。人気薄の馬が負けたからと言って飛んだとは言いません。
この「飛ぶ」という表現は、もともと「来るはずの者が来ない」場合に使われる言葉で、例えば金融屋の客が返済せずに逃げた時とか、アルバイトが無断で音信不通になるとか、そういう時にも使われますね。
先日のチャンピオンズカップでは1番人気のテイエムジンソクは2着でした。1番人気なら1着に来て欲しいところですが、2着。でもこの場合は飛ぶという表現はやや過剰かと思います。
単勝オッズ1倍台ぐらいの馬が3着にも入らなかったようなレースは確実に「飛んだ」と言えるでしょうね。
障害飛越のジャンプも「とぶ」事だけど、跳ねる跳ぶの方だね。強烈な瞬発力を持っていて「とんでいるようだ」ってのは翔ぶってところかな!